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孫の配偶者は義理の祖父母の家族葬に参列すべき?注意点についても解説

孫の配偶者は義理の祖父母の家族葬に参列すべき?注意点についても解説

孫の配偶者は、義理の祖父母の家族葬に参列できます。
夫婦で一緒に参列すれば家族の一員としての責任を果たせ、ショックを受けている親族のサポートができます。
ですから特別な理由がない限りは参列してください。

ただし、赤ちゃんを連れて参列するときは周囲への配慮が必要です。
ぐずったり泣いたりしたときは退席して控え室に行きましょう。

とはいえ、状況によっては参列してもよいのか判断に迷うこともあるはずです。

今回の記事で解説しているのは、孫の配偶者が参列または辞退するときの判断のポイントと注意点についてです。
赤ちゃんを連れて参列するときの持ち物や、参列を辞退するときの代替手段についても解説しています。

目次

孫の配偶者は義理の祖父母の家族葬に参列できる

孫の配偶者は、義理の祖父母の家族葬に参列できます。

家族葬に参列するのは2親等までが多くみられ、孫の配偶者も当てはまります。

親等関係性
1親等父母
2親等祖父母
兄弟/姉妹
孫/孫の配偶者

ですから、特別な事情がない限りは参列しましょう。
参列するときは以下の記事も参考になります。

参列するときの具体的な事例

孫の配偶者が参列するときの具体的な事例を以下に挙げました。

  • 祖父母が孫をかわいがっていた
  • 孫が祖父母を慕っていた
  • 孫の結婚前に亡くなった故人様に配偶者を会わせるため
  • 家族としての絆を深めるため

祖父母にかわいがられていた、もしくは祖父母を慕っていたのであれば夫婦で参列したいと思うのは自然なことです。
また、配偶者として感謝の気持ちを伝えるために参列することもあります。

結婚前に祖父母が亡くなった場合、故人様に配偶者を会わせてあげたいと思うでしょう。
結婚式を間近に控えていたときや、生前に結婚を楽しみにしていた場合はなおさらです。

孫の配偶者が参列することで親族への顔見せもかない、家族の絆をより深められます。

参列を辞退するときの具体的な事例

孫の配偶者が参列を辞退する事例として挙げられるのは、次の2つです。

  • 仕事や育児などの事情があるとき
  • 故人様との面識がないとき

仕事の都合や子どもがいる場合は参列を控え、自宅で面倒をみることもあるでしょう。
故人様との面識がないときも、無理に参列する必要はありません。

参列を辞退するときの代替手段は後述します。

孫の配偶者が参列するときの注意点

孫の配偶者が参列するときは3つのポイントに注意してください。

職場への忌引申請

義理の祖父母の葬儀に参列するときは職場へ忌引申請してください。
忌引休暇の規定は会社ごとに異なるので確認しましょう。

忌引申請について知りたいときは、以下の記事が参考になります。

席順

結論からいえば、家族葬では席順に厳密な決まりはありません。

基本的には血縁関係の深い順番に座りますが、夫婦で一緒に座っても問題ありません。
特に小さなお子さまも一緒に参列するときは、家族ごとに座った方がお子さまも安心できるでしょう。

ただし、状況によっては座席を調整するために移動することもあります。
このような案内があったときは従ってください。

宗教や宗派

葬儀は故人様やご遺族様が信仰する宗教や宗派にのっとって行います。
葬儀の作法は宗教や宗派ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。

赤ちゃんを連れて参列するときの持ち物

赤ちゃんを連れて参列するときの持ち物を、以下にまとめました。

  • 授乳用品
  • おむつ用品とゴミ袋
  • 替えのストッキング

授乳用品は哺乳瓶や粉または液体ミルク、授乳ケープが挙げられます。
授乳ケープはミルクを飲み終わってからげっぷをさせるときに、吐き戻しで衣服が汚れるのを防げます。

おむつを交換するときのために、おむつ替えシートを用意しておきましょう。
また、交換したおむつをまとめるためのゴミ袋も必要です。

ストッキングは赤ちゃんの爪で伝線したり食べこぼしで汚れたりすることもあるため、替えがあると慌てずに済みます。

これらの用品を持参するとき、マザーズバッグやリュックサックを使用してもかまいませんが、派手な色のものは控えましょう。

赤ちゃんを連れて参列するときは、以下の記事も参考にしてください。

赤ちゃんがぐずったときは退席して控え室へ

赤ちゃんがぐずったときは会場を退席して控え室に行きましょう。
式の前に控え室の位置を確認して、参列者に一言断っておくとスムーズに移動できます。

赤ちゃんが泣いたりぐずったりするのには理由があります。
控え室で落ち着いて対応できれば、赤ちゃんも安心して過ごせるでしょう。

葬儀のなかでできるお手伝い

葬儀のなかでできるお手伝いは4つです。
夫婦そろって協力的な姿勢をみせることで、今後の親戚づきあいを円滑に保てます。

受付

受付の手伝いでできることは2つです。

  • 弔問客に芳名帳への記入を促す
  • お香典を預かる

受付に入る前に、自分が担当する役割を確認しておきましょう。
また、遺族を代表する立場として失礼のない対応を心がけてください。

お茶出し

弔問に訪れた人へお茶を出しましょう。特に顔なじみの参列者とは、故人様との思い出話が弾むこともあります。
ただしお茶出しは葬儀スタッフが行うこともあるため、事前に確認してください。

子どもの世話

小さなお子さまを連れている親族がいるときは、お子さまの面倒をみてあげましょう。
お葬式の雰囲気はお子さまにとって退屈に感じられ、ときに騒ぐこともあるはずです。
折り紙やトランプ、落書き帳などを用意しておくと静かに過ごせます。

返礼品

葬儀のあとに渡す返礼品は、お香典の有無にかかわらずすべての人に渡します。
返礼品を渡すときは、喪主に代わって葬儀に参列してくれた事へのお礼を述べてください。

このとき「ご会葬いただきありがとうございました」と言うと、よりていねいな印象になります。

参列を辞退するときに代わりにできること

孫の配偶者が参列を控えるとき、代わりにできることは2つあります。

弔電

弔電とはお悔やみの言葉を伝えるための電報です。
送るときは、電話注文や郵便局またはインターネットで申し込んでください。

弔電の送り方については以下の記事をご覧ください。

弔問

弔問とは、ご遺族様の元を訪ねてお悔やみの言葉を伝えることです。
葬儀への参列を辞退したときは、葬儀から四十九日以内に行ってください。

ただし、事前に都合を聞いてご遺族様の負担にならないようにしましょう。
弔問について詳しく知りたいときは以下の記事を参考にしてください。

孫の配偶者が参列することで家族の絆はより深まる

孫の配偶者は、義理の祖父母の家族葬に参列できます。
夫婦で一緒に参列することで家族のつながりを深め、悲しみに沈んでいる親族をサポートできるのが理由です。

参列するときは、職場へ忌引申請してください。
また、赤ちゃんを連れて参列するときは、授乳および衛生用品などが必要です。
マザーズバッグやリュックサックを使ってもかまいませんが、派手な色のものは控えましょう。

葬儀でできるお手伝いには受付やお茶出しなどがあり、夫婦で行うと家族の一員としての責任を果たせます。

孫の配偶者が参列するときは故人様へ敬意を示し、親族の気持ちをおもんぱかることが大切です。

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