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初めて喪主をつとめるときでも安心!喪主の役割と流れ Vol.2【葬儀当日から葬儀後の手続き編】

初めて喪主をつとめるときでも安心!喪主の役割と流れについても解説 Vol.2【葬儀当日から葬儀後の手続き編】

初めて喪主として葬儀を執り行うときに最も重要なのは、葬儀を滞りなく進行させることです。なぜなら、喪主は静かに故人様を見送り、供養する責任を負っているためです。

そのため、葬儀当日の役割を把握しておきましょう。

また、葬儀後は、無事に終えられたことや参列者への感謝を込めて香典返しを贈ります。ほかに、遺骨の供養や遺品整理などを行いましょう。

今回の記事では、喪主が葬儀当日および葬儀を終えたあとにすべきことについて解説しています。合わせて、故人様の死後に行うべき行政手続きにもふれています。

家族が亡くなった直後からお通夜までの役割を知りたいときは以下の記事をごらんください。

目次

喪主が葬儀当日にすべきこと

喪主が葬儀当日にすべきことは、主に3つあります。

  • 参列者や僧侶への対応
  • 出棺の挨拶
  • 火葬場にて親族を控え室に案内する

なお葬儀の進行は葬儀会社が行います。喪主は葬儀が始まる1~2時間前に会場に入り、スタッフと葬儀の流れを確認しましょう。

僧侶にお布施を渡す

僧侶にお布施を渡すのは、読経してもらうためです。読経のお礼とお車代を合わせた金額を包みます。
お布施の渡し方の詳細は次の記事をご覧ください。

なお読経を省略する場合、お布施は不要です。

出棺の挨拶

出棺の挨拶をするのは、告別式を終えるタイミングです。親族を代表して、喪主がすべての参列者に向けてお礼の挨拶を述べます。時間はおよそ3分程度です。

喪主の挨拶の構成は主に5つの要素に分けられます。

  • 参列者への感謝の言葉
  • 自己紹介
  • 故人様との生前の交流に対する感謝の言葉
  • 故人様のエピソード
  • 結びの言葉

挨拶の仕方について詳しく知りたいときは次の記事を参考にしてください。

なお、挨拶を省略したい場合は以下の記事をご覧ください。

火葬場にて親族を控え室に案内する

火葬場にて親族を控え室に案内します。火葬の所要時間は約90分です。火葬後は遺骨を骨壺に納めます。骨壺は喪主が自宅に持ち帰って供養してください。

なお待機しているあいだに精進落としを行うことがあります。精進落としは葬儀を無事に終えられたことへの感謝の気持ちを示し、参列者をねぎらうことを目的として行われます。

葬儀を締めくくる重要な行事のため、各参列者の席をまわって感謝の気持ちを伝えてください。

なお、精進落としを終えて火葬場に戻ったあと、初七日法要を行うことがあります。

葬儀を終えたあとに喪主がすべきこと

葬儀を終えたあとに喪主がすべきことは、以下の4つです。

  • 香典を整理する
  • 遺骨の供養の仕方を決める
  • 四十九日法要の準備と手配をする
  • 遺品整理をする

香典を整理する

香典を整理するのは、香典返しをスムーズに行うためです。香典袋に書かれている氏名や住所、金額をノートやアプリに記録します。

香典の整理の仕方について詳しく知りたいときは、次の記事を確認してください。

香典返しは、送り主に感謝の気持ちを示し、無事に葬儀を終えたことを報告するために行います。香典返しの送り方は、以下の記事が参考になります。

遺骨の供養の仕方を決める

遺骨の供養の仕方を決めるとき、次の4つの方法から検討しましょう。

  • お墓に納める
  • 永代供養する
  • 手元供養をする
  • 散骨する

お墓に納めるのはもっとも一般的な方法です。先祖代々のお墓に納めるときは、菩提寺や霊園に連絡しましょう。お墓に納骨するときの流れは、以下の記事から確認できます。

永代供養は、墓地や霊園の管理者にお墓の管理と供養を一任できます。お墓参りにかかる心身の負担を減らしたいときに検討しましょう。

永代供養について詳しく知りたいときは、次の記事から確認してください。

手元供養は、遺骨を分骨して自宅で供養する方法です。故人様の存在を身近に感じながら、いつでも手を合わせられます。

手元供養の仕方や分骨の方法については、以下の記事をごらんください。

散骨とは、遺骨を粉末状にして海や山にまくことです。お墓の維持、管理にかかる手間を減らしたいときに検討できます。散骨の仕方や流れは、以下の記事から確認できます。

四十九日法要の準備と手配をする

四十九日法要の準備と手配をするときの流れは以下のとおりです。

  • 日程と場所を決める
  • 参列者と菩提寺に連絡する
  • 会食を手配する
  • 引き出物を手配する

遺品整理をする

遺品整理をして、相続の対象となる財産の有無を確認しましょう。整理するときは、親族と手分けするか業者に依頼します。

業者に依頼するときは、必ず相見積もりを取ってください。なぜなら、サービス内容やプランが会社ごとに異なるためです。

遺品整理の詳細は次の記事をごらんください。

家族の死後に行うべき行政手続き

家族の死後に行うべき行政手続きを、期限の短いものから順番にまとめました。

期限手続きの内容
死後10日以内厚生年金受給権者死亡届の提出
死後14日以内国民年金受給権者死亡届の提出
介護資格喪失届の提出
世帯主変更届の提出
国民健康保険の脱退手続き
死後1か月以内雇用保険受給資格者証の返還
死後4か月以内準確定申告と納税
(故人様に所得税の申告や納税の義務がある場合)
死後10か月以内相続税の申告
死後2年以内国民年金の死亡一時金請求手続き
(老齢基礎年金を受給せずに死亡した場合)
健康保険からの葬儀費用補助金申請手続き
生命保険の死亡保険金請求手続き
死後5年以内遺族基礎年金の請求手続き

提出期限の短いものは家族と分担して手続きしましょう。期限を過ぎると費用負担が発生するほか、給付金を受け取れなくなることがあります。

まとめ:葬儀を滞りなく進行させるために喪主の役割を把握しよう

初めて喪主を務めるときは自身の役割を把握しておきましょう。

なぜなら、葬儀をスムーズに執り行い、故人様の旅立ちを静かに見送るためです。また、参列してくれた人たちに必ず感謝の気持ちを伝えてください。

なお、故人様の死後に行うべき行政手続きがあるかどうかを確認しましょう。手続きの期限を過ぎると費用負担が発生したり、給付金を受け取れなくなったりする恐れがあります。

喪主の最も重要な役割は、葬儀をつつがなく終えることです。故人様が安らかに眠れるように、自身の役割を把握しておきましょう。

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