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お墓に納骨するタイミングは?流れやお墓以外の納骨先についても解説

お墓に納骨するタイミングは?流れやお墓以外の納骨先についても解説

お墓に納骨する主なタイミングは、四十九日までです。

ただし、納骨の時期に明確な決まりはありません。大切な人を亡くしたショックが強いときは、気持ちの整理がつくまで遺骨を手元に安置できます。

今回の記事で解説しているのは、お墓に納骨するタイミングや流れについてです。合わせて、お墓以外の納骨先にもふれています。

納骨のタイミングや流れを把握できるよう、記事に目を通しましょう。

目次

納骨の主なタイミング

納骨の主なタイミングは以下の3つです。

  • 四十九日の期間中
  • 四十九日以降
  • 一周忌

もっとも一般的なのは、四十九日の期間中です。大切な人を亡くしたショックが大きいときは、四十九日以降や一周忌に納骨します。

なお、小規模の葬儀においては葬儀の当日に納骨することがあります。

納骨するときの流れ

納骨するときの流れを以下にまとめました。

  1. 納骨の仕方を決める
  2. 納骨の日程を決める
  3. お供え物とお布施を用意する
  4. 納骨する
  5. 食事会ののち解散する

始めに納骨の日程を決めるため、菩提寺と石材店に連絡します。石材店に連絡するのは、当日、墓石のカロートを開けてもらうためです。

納骨式を執り行うときは、日程が決まり次第、親族や生前の故人様と親しかった人に案内状を送りましょう。

次にお供え物とお布施を用意します。お供え物は線香のほかに、生前の故人様が好んでいた花や食べ物を用意できます。

なお、納骨式を執り行う場合は、参列者に渡す引き出物を手配してください。

お布施を用意するのは、当日、僧侶にお経をあげてもらうためです。お布施を包むときは、お食事代や交通費を含めた金額を用意します。

なお、以下のケースに当てはまる場合、お食事代や交通費は不要です。

  • 納骨後の会食に僧侶も参加するとき
  • 僧侶の送迎をご遺族様が行うとき

次に納骨します。僧侶による読経のあと、遺骨をお墓に納めましょう。
納骨後、再度、僧侶にお経を上げてもらい焼香します。

なお、新しくお墓を建てて納骨するときは開眼法要を執り行います。

最後に会食場にて食事をとり、食後に引き出物を参列者に渡して終了です。

お墓以外の納骨先

お墓以外の納骨先は主に以下の2つが挙げられます。

  • 納骨堂
  • 永代供養

納骨堂は、ひとつの建物のなかで複数の遺骨を安置、供養する場所です。交通の利便性が高いエリアに建てられることが多いため、遠方からでもアクセスしやすいのが特徴です。

永代供養とは、ご遺族様に代わって霊園や寺院などに遺骨を供養してもらうことを意味します。永代供養の詳細は以下の記事をご覧ください。

「納骨しないと成仏できない」は迷信

心霊や占いなど、目に見えない世界にかかわる人物が「納骨しないと故人様が成仏できない」と話すことがあります。

仏教において、納骨の有無と成仏は全く関係ありません。なぜなら、亡くなった人は四十九日で成仏すると考えられているためです。

なかでも浄土真宗は「往生即成仏(おうじょうそくじょうぶつ)」といって、人は亡くなった時点で成仏するとしています。

そのため、納骨は自分自身が納得できるタイミングで行えます。

まとめ:納骨は自身に適したタイミングで行おう

お墓に納骨するときは、菩提寺や石材店に連絡して日程を決めます。納骨にあたっては、線香やお供え物のほか、僧侶に渡すお布施を用意してください。

お墓以外の納骨先としては、納骨堂や永代供養が挙げられます。

なお、納骨の有無と故人様の成仏は関係ありません。大切な人を亡くしたショックが強いときは、気持ちの整理がつくまで遺骨を手元で保管できます。

納骨の際は、心を込めて供養できるよう自身に適したタイミングで行いましょう。

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