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自宅に仏壇が複数あるときの対応は?仏壇の処分方法についても解説

自宅に仏壇が複数あるときの対応は?仏壇の処分方法についても解説

自宅に仏壇が複数あるとき、対応の仕方に悩みます。仏壇を複数設置する背景には、結婚や介護などを機に引き取ることが挙げられます。

仏壇が複数あるときは1つにまとめるのが一般的ではあるものの、複数設置しても基本的に問題ありません。ただし、仏壇の扱いについては家族でよく話し合いましょう。

今回の記事では、仏壇が複数あるときの対応について解説しています。合わせて、仏壇や仏具の処分方法にもふれています。

複数ある仏壇の扱いを把握できるよう、記事を読み進めましょう。

目次

自宅に仏壇が複数あるときの対応

自宅に仏壇が複数あるときの対応は2つです。

  • 仏壇を1つにする
  • 仏壇を別個の部屋に設置する

仏壇を1つにまとめる

仏壇を1つにまとめるとき、確認することが2つあります。

  • 宗派
  • ご本尊や位牌の扱い

宗派が異なる場合は、宗派を統一することになるため慎重に検討しましょう。なぜなら、どちらかの菩提寺との付き合いをやめることになるためです。処分する仏壇に置いている位牌は、統一したあとの仏壇に祀ります。

仏壇と一緒に位牌を処分する場合は、閉眼供養を行います。閉眼供養の際には、僧侶に渡すお布施を包みましょう。

なお、仏壇のみを処分するときは、開眼供養をしているかどうかを確認してください。開眼供養をしている仏壇には故人様の魂が宿っているため、閉眼供養を執り行います。

仏壇を別個の部屋に設置する

仏壇を別個の部屋に設置するのは、双方のご先祖様に安らかに過ごしてもらうためです。また、自宅で法要を執り行うとき、住職に配慮する意図があります。

諸事情で同じ部屋に設置するときは、仏間か床の間に並べましょう。

なお、仏壇を向かい合わせの形で設置するのは避けてください。なぜなら、一方の仏壇にお参りするとき、もう一方の仏壇に背を向けることになり失礼にあたると考えられているためです。

自宅に仏壇が複数あることによるリスク

自宅に仏壇が複数あることによるリスクとは、宗派や価値観の違いによるトラブルです。また、複数の仏壇を設置することを禁じている地域やお寺があります。

ただし、自宅の仏壇の数に明確な決まりはありません。そのため仏壇を複数設置することはできるものの、親族や菩提寺との円満な関係を維持できるように慎重な対応が求められます。

仏壇や仏具を処分する方法

仏壇や仏具を処分するときは、主に3つの方法が挙げられます。

  • 菩提寺にお焚き上げしてもらう
  • 仏具店や不用品の回収業者に引き取ってもらう
  • 粗大ゴミや燃えるゴミに出す

菩提寺にお焚き上げしてもらえるのは、双方の信頼関係が築けているときや仏壇が持ち運べるサイズだったときです。費用は状況によって異なるため、住職に確認しましょう。

仏具店は仏壇のほかに仏具も引き取ってもらえます。処分費用は仏壇の大きさや仏具の数によって異なるため、相見積もりを取って比較、検討しましょう。

不用品の回収業者に依頼するときは、仏壇の回収に対応しているかどうかを確認してください。

粗大ゴミや燃えるゴミに出せるのは、閉眼供養を行っているか開眼供養をしていない仏壇です。処分費用は各自治体によって異なるため、窓口に問い合わせてください。

まとめ:複数ある仏壇の扱い方は家族とよく話し合って決めよう

自宅に仏壇が複数あるときは、1つにまとめるのが一般的です。なぜなら、宗派や価値観の違いからトラブルが発生するリスクを避けるためです。

ただし、仏壇を複数設置することは基本的に問題ありません。

仏壇が自宅に複数あるときは、家族や親族と共に時間をかけて話し合いましょう。

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