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葬儀ではネイルオフすべき?間に合わないときの対応についても解説

葬儀ではネイルオフすべき?間に合わないときの対応についても解説

「葬儀に出るけど、ネイルオフが間に合わない」「ネイルを隠して参列すれば大丈夫かな?」
日常的にネイルを楽しんでいる人が葬儀に参列するとき、このような疑問を持ちます。

葬儀に参列するときは、ネイルを落とすのが基本的なマナーです。
ただし、事情によってネイルオフが間に合わないときがあるでしょう。

今回の記事では、葬儀に不向きなネイルやネイルオフが間に合わないときの対応について解説しています。合わせて、葬儀に適したネイルにも触れています。

葬儀にふさわしいネイルを知り、故人様の安らぎを願うために記事を読み進めましょう。

目次

葬儀でネイルオフする理由

葬儀でネイルをオフするのは、故人様とご遺族さまの心情に配慮するためです。基本的に、葬儀に参列するときはネイルを落としてください。

葬儀の場では、メイクは控えめにしてアクセサリーを外します。また、光沢のあるものや派手な色のものは身につけません。

ネイルも同様に、ラインストーンやラメなどの光るものや派手は色のものは落としましょう。

葬儀に不向きなネイル

葬儀に不向きなネイルは、以下の2つです。

  • 派手な色のネイル
  • 装飾が施されたネイル

2つのネイルの詳細を以下にまとめました。

葬儀に不向きなネイル詳細
派手な色のネイルゴールド
シルバー

黒など
装飾が施されたネイルラメ
コントラストがはっきりしているフレンチネイル
ラインストーン
べっ甲柄
アニマル柄

派手なものやデザイン性の高いネイルは、葬儀に不向きです。このようなネイルをしているときは、除去するか隠すかしましょう。

ネイルオフが間に合わないときの対応の仕方

突然の訃報にネイルオフが間に合わないとき、以下に紹介する4つの方法で対応できます。

手袋を着用する

葬儀用の黒い手袋は、最も手軽にネイルを隠せます。手袋は衣料品店やECサイトなどで購入できます。

注意すべきは、お焼香や精進落としの席では手袋を外すことです。

ただし、お焼香のときは参列者側に背を向けるため、手袋を外してもネイルが他の人の視界に入る可能性は低いでしょう。精進落としの席では、目立ちにくい席に案内してもらい、食事を終えたらすぐに手袋を着用します。

ネイルシールを貼る

ネイルシールを貼って、ネイルを一時的に隠しましょう。

冠婚葬祭用のものが販売されており、100円ショップやECサイトなどで購入できます。ただし、ラインストーンやラメが施されている場合、シールが剥がれる可能性があります。

ネイルポリッシュを重ね塗りする

ネイルポリッシュを重ね塗りして対応できるのはジェルネイルです。重ね塗りするときは、肌の色に近いポリッシュを選びましょう。

帰宅してから、アセトンフリーの除光液を使えばポリッシュのみを除去できます。注意したいのは、ジェルネイルにラインストーンやラメなどが施されている場合、隠しきれないことがある点です。

ばんそうこうを貼る

ばんそうこうで爪を隠すのに適しているのは、ネイル1~2枚程度のときです。ばんそうこうは立体的な装飾を施したネイルにも対応できます。

ただし、すべての指にばんそうこうを貼ると、かえって目立つためほかの方法で対応しましょう。

ネイルを落とす方法

ネイルを落とす方法は2つあり、ネイルの種類によって異なります。それぞれの違いを以下にまとめました。

ネイルの種類落とし方
ネイルポリッシュ(マニキュア)除光液を使う(アセトンフリー)
ジェルネイルジェルネイル専用の除光液

いずれの方法も、ネイルをオフしたあとはケア用のオイルやハンドクリームで保湿しましょう。なぜなら、除光液の成分によって素の爪が傷みやすくなっているためです。

ネイルポリッシュ(マニキュア)の場合

ネイルポリッシュを落とすときは、アセトンフリーの除光液を使います。手順は以下のとおりです。

  1. コットンに除光液をたっぷりしみこませる
  2. 除光液を爪になじませる
  3. 爪の根元から先端に向けてコットンで拭き取る

爪の側面や根元に付着しているものは、除光液をしみこませた綿棒で拭き取ってください。

ジェルネイルの場合

ジェルネイルを落とすときは、専用の除光液を使います。

手順は以下のとおりです。

  1. ネイルの表面をファイル(やすり)で削る
  2. 除光液をたっぷりしみこませたコットンを爪に置く
  3. アルミホイルをコットンの上から巻き付けて10~20分放置する
  4. ウッドスティックでネイルを除去する

ネイルの表面をファイルで削るのは、除光液をよりしみこませるためです。削るときはまんべんなく、表面を削る程度にします。

除光液をしみこませたコットンを爪に置き、アルミホイルを巻き付けるのは除光液の揮発を防ぐためです。10~20分ほど間隔を空け、ネイルが浮いていたらウッドスティックで除去します。

ネイルを除去したあと、素の爪の表面や形をファイルで整えたら完了です。

ペディキュアをしているときの対応の仕方

ペディキュアとは、足の爪に塗ったネイルのことです。ペディキュアも手のネイルと同様、参列前に除去しておきましょう。

なぜなら、黒いストッキングを着用していてもデニール数によっては爪の色が透けて見える可能性があるためです。

ペディキュアの除去が間に合わなかったとき、最も手軽なのは黒いフットカバーを履くことです。ほかには、ネイルシールを貼ったりポリッシュを重ね塗りしたりして対応できます。

葬儀の場に適したネイル

葬儀の場に適したネイルは以下の2つです。爪が割れたり欠けたりして、補強のためにネイルをするときの参考にしてください。

  • 自然な色のネイル
  • シンプルなデザインのネイル

2つのネイルの詳細を以下にまとめました。

葬儀に適したネイル詳細
自然な色のネイル透明
薄いピンク
肌の色に近いベージュ
シンプルなデザインのネイル単色
フレンチネイル(自然な色合いのもの)

まとめ:冥福を祈る気持ちを示すためにネイルはオフしよう

葬儀に参列するとき、ネイルを除去する(または隠す)のは故人様やご遺族様の心情に寄り添うためです。

ネイルを隠すとき最も手軽なのは黒い手袋です。ほかにシールやばんそうこう、ポリッシュの重ね塗りなどで対応できます。

除去するときはネイルの種類に合わせた除光液を使います。

気をつけたいのは、ペディキュアです。ストッキングのデニール数によっては、爪の色が透けて見える可能性があります。ペディキュアを隠すのに最も手軽なのは黒いフットカバーです。

爪の補強のためにネイルをしている場合は、肌の色に近いカラーを選び、シンプルなデザインにしましょう。

葬儀は最後のお別れをするための大切な儀式です。故人様の冥福を祈る気持ちを服装やメイクで示し、ご遺族様の胸の痛みに寄り添いましょう。

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