葬儀に参列するとき身につける黒真珠のアクセサリーを選ぶポイントは？

女性が葬儀に参列するとき、真珠のアクセサリーを身につけるはずです。
とはいえ、白い真珠は喪服と合わせると目立つため、周囲の視線が気になる方もいるでしょう。

このような場合は、黒真珠のアクセサリーを身につけてみてはいかがでしょうか？
黒真珠が落ち着きすぎていると感じるなら、グレーパールという選択肢もあります。

ほかに葬儀にふさわしいジュエリーとして、ジェットやオニキスなども挙げられます。

今回の記事で解説しているのは黒真珠の選び方と、より黒真珠が似合う年齢についてです。
合わせて、葬儀で身につけられるその他のジュエリーについても触れています。

葬儀にふさわしい服装やアクセサリーについてはこちらもご覧ください。

黒真珠の選び方

黒真珠のアクセサリーを購入するとき、気をつけたいポイントが4つあります。

色はブラック系のものを選ぶ

黒真珠の色はブラック系のものを選んでください。

黒真珠にはレッド系やグリーン系などの色があり、なかでもピーコックグリーンはもっとも価値の高い黒真珠です。
こうした深みのあるカラーは美しいものですが、葬儀の場では眉をひそめられることもあります。

ですから、葬儀の時に黒真珠を身につけるならブラック系のものが無難です。

形は真円のものを選ぶ

真円はラウンドともいい、フォーマルな場面に適した形です。
真珠の形には3種類あり、それぞれ適したシーンがあります。

真珠の形	ふさわしいシーン
ラウンド	フォーマル オフィス
バロック	カジュアル オフィス
オーバル（楕円）	カジュアル オフィス

冠婚葬祭のときは、ラウンド状の真珠を選べば間違いありません。

粒の大きさは身長や体格に合わせる

黒真珠の粒の大きさは9〜11ミリが定番ですが、本人の身長や体格に合わせて1番似合うものを吟味してください。
ですから、購入するときは事前に試着して全体のバランスをみてみましょう。

光沢や傷の有無を確認する

真珠の光沢の強さと傷の有無を確認してください。

真珠の光沢はテリといい、強いものほど美しい色彩を持った輝きが生まれます。
高品質の真珠はテリが強くのぞき込んだときに影が映るほどです。

反対に、テリの弱い真珠は影がぼんやりとして見えます。

また、真珠には養殖の過程で突起やくぼみなどの傷がつきます。
ですから、なるべく傷の少ないもの、目立たないものを選んでください。

安価な真珠は傷が目立ちやすいものが多く、光沢も弱いため注意しましょう。

黒真珠が似合うのはミドルエイジから

女性に黒真珠が似合うのはミドルエイジ（40代以降）です。

もちろん、身につけるのに年齢は関係ありません。
ですが、若い世代の方には白い真珠か、もしくは何も身につけない方が美しく見えます。

黒真珠は成熟した女性をより優雅に見せるのにふさわしい宝石です。

グレーパールは30代の女性に似合う

グレーパールは、名前のとおり灰色がかった真珠です。
黒真珠よりも色が淡くやわらかい印象のため30代の女性にも似合います。

また、30代はお葬式に参列する機会が出てくる時期です。
万が一のときに慌てないように、ふさわしいアクセサリーを用意しておきましょう。

真珠以外に葬儀で使えるジュエリー

葬儀に参列するときに使えるジュエリーは、真珠以外にも3つあります。

• ジェット
• オニキス
• 黒曜石

ただし、オニキスと黒曜石はカットの仕方に注意しましょう。光を反射して輝くものは、葬儀の場には不向きです。

アクセサリーはTPOを考えて身につける

黒真珠を購入するときは形が真円のものを選び、光沢や傷の有無も確認してください。
また、実際に試着して自分に似合うものをじっくりと探しましょう。

安価な真珠は、傷があったり光沢が弱かったりするので避けた方が無難です。

真珠以外に葬儀で身につけられるジュエリーは、ジェット、オニキス、黒曜石です。

アクセサリーは女性にとって必需品ともいえますが、TPOを考えましょう。
そうした心遣いがあってこそ、アクセサリーにも気品が宿ります。