花粉症対策としてマスクを付けて葬儀に参列するときのポイントは?注意点についても解説
「花粉症が気になるからマスクを付けて葬儀に参列したい」「マスクを付けて葬儀に参列するのはマナー違反?」
花粉症に悩む人が葬儀に参列するとき、このような疑問を持つでしょう。
花粉症の人は、葬儀にマスクを付けて参列しても構いません。
葬儀の場において、最も無難なのは白いマスクです。派手な柄や色のマスクは避けましょう。
今回の記事では、葬儀に適したマスクの色やマスクを着用して参列するときの注意点について解説しています。合わせて、マスク以外にできる花粉症対策にも触れています。
葬儀にマスクを着用して参列するときのポイントを押さえられるよう、記事を読み進めましょう。
葬儀にはマスクを着用して参列できる
葬儀にはマスクを着用して参列できます。マスクを着用して参列する理由として挙げられるのは、以下の2つです。
- 花粉症対策
- 感染症対策
特に近年はコロナ対策としてマスクの着用が義務づけられていました。そのため、マスクを付けていることがマナー違反と捉えられることはありません。
葬儀の場では、不織布の白いマスクが無難です。また、ネットショップでは冠婚葬祭用のマスクが販売されています。派手な柄や色、チャームがついているものは避けましょう。
ただし、式典の場では基本的にマスクを着用しない方が好ましいとされています。マスクを着用するかどうかは症状の程度に合わせて決めましょう。
マスクを着用して参列するときの注意点
マスクを着用して参列するときの注意点は2つあります。
- マスクの予備を持参する
- 人と対面するときはマスクを外す
マスクの予備を持参するのは、涙や鼻水で濡れたり汚れたりする可能性があるためです。予備のマスクはマスクケースやポーチに入れ、清潔な状態を保ちましょう。
また、葬儀において人と対面するシーンではマスクを外します。対面する主なシーンと外す理由を以下にまとめました。
マスクを外すシーン | 理由 |
---|---|
・受付で挨拶するとき ・焼香のとき | ・相手に認識してもらいやすくするため ・ご遺族様や故人様に敬意を示すため |
マスクを外すときは、完全に外してポケットにしまっておくか手に持っておきましょう。マスクを外す理由について詳しく知りたいときは、以下の記事を参考にしてください。
ただし、症状が重いときはマスクを着用したままでも構いません。自分の体調に合わせて、その都度判断しましょう。
症状が重いときは参列前に対策する
花粉症の症状が重いときは、参列前に対策を取ってください。医師に診断してもらったり市販薬を服用したりして、症状を抑えましょう。
花粉症のときに使用する薬は、主に以下の3つです。
- 抗ヒスタミン薬
- 点鼻薬
- 点眼薬
なお、花粉症の症状や程度は人によって異なるため、自分に適した薬を使いましょう。また、妊娠しているときや体調が優れないときは、医師や薬剤師に相談してください。
まとめ:花粉症が気になるときはマスクを付けて参列しよう
花粉症の症状に悩む人が葬儀に参列するときは、マスクを付けましょう。マスクを着用しての参列がマナー違反と捉えられることはありません。
葬儀に参列するとき、最も無難なマスクは白いマスクです。ほかに、ネットショップでは冠婚葬祭用のマスクが販売されています。
ただし、受付での挨拶や焼香のときはマスクを外しましょう。顔を相手に見せるのは、ご遺族様や故人様への敬意を表すことにつながります。また、さまざまな人が訪れる葬儀において、相手に自分の顔を認識してもらうためでもあります。
葬儀にマスクを付けて参列するときは、ご遺族様の心情をおもんぱかりながら状況に応じて判断してください。