葬式に赤ちゃん連れで参列しても良いケースとは。服装やベビーカーはどうする?
赤ちゃんは所かまわず泣くので、一緒に葬式に参列するのはマナー違反になると思っている方が多いのではないでしょうか?
今回は、赤ちゃんと葬式に参列できるケースと、ベビーカーや抱っこ紐などの荷物についても併せてご紹介いたします。
葬式に赤ちゃんを連れて行っても良い?
「赤ちゃんは泣くのが仕事」と言われているように、赤ちゃんはとにかく泣くものです。
葬式が執り行われる会場は、立ち込める線香のニオイや、黒い服を着た知らない大勢の大人たち、そして知らない場所と、赤ちゃんにとって異様な光景なので、泣かないことが珍しいのです。
このことから、「葬式に赤ちゃんを連れて行くのはマナー違反になるのでは?」と思う方が多いですが、親族の葬式であれば参列しても構いません。
葬式が執り行われている最中に赤ちゃんが泣いた場合は、会場の外に出るか、親族控室に戻るのが正しいマナーです。
葬式に参列する赤ちゃんの服装は?ベビーカーはどうする?
赤ちゃんを始め、小さな子供の場合は、黒やグレー・紺といった地味な色合いの服装であれば何でも構いません。
また、赤ちゃんと出かける時に必要なベビーカーは、会場の広さによっては、ベビーカーに赤ちゃんを寝かせたままで参列できる場合もあります。
しかし、車いすで参列する方も居るので、他の方の邪魔にならないように、ベビーカーは畳んで隅に置いておいたほうが無難です。
ベビーカーの他に、赤ちゃんと出かける時に欠かせない抱っこ紐は、黒やグレー・紺といった地味な色であればそのまま使用できます。
しかし、派手な柄物やピンクといった派手な色のものは使用しないほうが無難です。
この場合、抱っこ紐は使用せず、赤ちゃんは抱っこしましょう。
マザーバッグは何色が良いの?
赤ちゃんのおむつややミルクなどの荷物は、黒や紺など地味な色のバックであれば問題ありません。
親族控室と葬式の会場が近い場合は、控室に荷物を置いておき、会場にはフォーマルバックだけを持って行くという方法でも良いでしょう。
まとめ
親族の葬式の場合に限り、赤ちゃんを連れて参列しても良いとされています。
葬儀中に赤ちゃんが泣いた際は、会場の外に出るか、親族控室に戻るようにするのが正しいマナーです。
赤ちゃんを連れて葬式に参列する方は、親族控室の場所や、赤ちゃんがあやせる場所を把握しておきましょう。