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自宅で人が亡くなったときの対応とは?警察を呼ぶべき場合と理由

自宅で人が亡くなったときの対応とは?警察を呼ぶべき場合と理由

ときとして、自宅で家族が亡くなることがあります。お酒をよく呑む方や、高血圧、心筋梗塞などの経験を持つ方が家族にいる場合そのリスクは高くなります。また、暑い時期なら熱中症が原因になることも懸念されます。

このように、自宅で大切な人が突然亡くなったときは誰もが強いショックを受けます。ですが、ここで適切な対応が出来ていなかった場合は警察による事情聴取や、取り調べを受ける可能性があります。

そのようなことになれば、よりいっそう心理的な負担や疲労を強いられます。こうした事態を避けるために、自宅で誰かが亡くなったときの適切な対応を知っておくと慌てずに対応できます。

自宅で亡くなったときの状況や経緯によって、警察を呼ぶべきケースと呼ばなくてもよいケースがあります。この記事ではその違いについて解説しています。ほかに、葬儀の手続きの流れについても触れているので参考にしてください。

目次

警察を呼ぶべきケースとは

自宅で誰かが亡くなったとき、警察を呼ぶべきケースと呼ばなくてもよいケースとがあります。警察を呼ぶべきケースは2つあります。

  • かかりつけ医がいない
  • 明らかに亡くなっていると分かる

かかりつけ医や訪問医療などを利用しておらず、入浴中や睡眠中などに突然亡くなってしまったというときは、警察を呼んでください。また、明らかに亡くなっていると分かる状態のときも同様です。

そして、警察を呼ぶときに気をつけたいポイントが3つあります。

  • ご遺体には触れない
  • 救急車を呼ばない
  • 死亡診断書を受け取る

この3つのポイントについて、詳しく説明していきます。

ご遺体には触れない

家族の方が亡くなっているところを発見すると、気が動転して抱き起こしたり、入浴中であれば体を拭いたり服を着せようとしたりします。楽な姿勢を取らせてあげたいと、布団に寝かせる方もいます。

ですが、ご遺体に触れることは絶対にしてはいけません。なぜなら、ご遺体に触れたことで事件性の有無を確認することが困難になるほか、場合によっては殺人の疑いをかけられることもあるからです。

「ご遺体を動かした=証拠隠滅を図った」として警察から事情聴取を受けるだけでなく、近隣の方を巻き込むこともあるため、ご遺族様にとっては非常にストレスになります。ですから、ご遺体には決して触れずに警察の到着を待ちましょう。

救急車を呼ばない

確実に亡くなっていると分かる場合、救急車を呼んではいけません。なんとか助かるかもしれない、助けてほしいという思いで救急車を呼ぶ方もいますが、救急隊員は亡くなっている方への対応ができかねます。致し方のないことではありますが、こうした対応にご遺族様が深く傷つくことも考えられます。

死体検案書を受け取る 

自宅で誰かが亡くなり警察を呼んだときは、ご遺体を検視します。検視とは、亡くなった背景に事件性があるかを調べることです。検視を経て、事件性がないと判断されれば医師から死体検案書を受け取ります。また、ご遺体もこのときに引き取ります。

死体検案書を受け取るときは、故人様のお名前や生年月日などに間違いがないかを確認します。また、決してなくさないようにしてください。

引き取りの際には以下のものを持参します。

  • 身分証明書(故人様と引き取る方の両方)
  • 印鑑(シャチハタは不可)
  • 現金(ご遺体の搬送、保管、検視にかかわるご遺族様の負担分)

死体検案書には亡くなってからの経過時間や、死因などが記載されています。この書類は埋葬や火葬などの手続きに必要で、提出すると返却されません。スムーズな手続きのために、コピーを取っておくようにおすすめします。

警察を呼ばなくてもよいケースとは

自宅で亡くなったとき、警察を呼ばなくてもよいケースがあります。在宅医療や訪問医療を受けている、または蘇生の可能性がある場合です。

それぞれについて詳しくみていきます。

在宅医療

在宅医療や訪問医療を受けていたり、かかりつけ医がいたりするときは、まず病院に連絡してください。診察から24時間以内に、持病が原因で亡くなったときは死亡診断書を受け取ることが出来ます。この場合は医師の診察は必要ありません。

24時間以上が経過しているときは、まず医師の診察を受けて持病に関連して亡くなったと判断された場合は死亡診断書を受け取ります。

もし持病との関連性が認められないときは、医師から警察に連絡して検視と検案を行います。

蘇生の可能性がある

自宅で誰かが倒れていて、まだ息がある、または亡くなってから時間が経過していないときは蘇生する可能性があります。このような場合は救急車を呼びましょう。

もし蘇生がかなわなかったときは、病院から警察に連絡が行きます。確実に亡くなっているといえない場合は、救急車を呼んでください。

葬儀の手続きの仕方

葬儀の手続きは、死体検案書または死亡診断書を受け取ってからでなければ行えません。ここでは、書類を受け取り、ご遺体を引き取ってからの葬儀の手続きの流れを解説します。

菩提寺への連絡

菩提寺へ連絡して、枕経や葬儀での読経を依頼します。菩提寺が遠いときは、同じ宗派で近くのお寺からお坊さんを紹介してもらうことも出来ます。菩提寺がない場合は、葬儀会社からお坊さんを紹介してもらいましょう。

ただし、葬儀のスタイルや宗教によっては枕経や読経を行わないこともあります。

打ち合わせ~死亡届の提出

葬儀会社に依頼して、葬儀の内容を決めていきます。決めるべき内容は7つあります。

  1. 葬儀日時
  2. 葬儀の規模と会場
  3. 葬儀内容
  4. 祭壇
  5. 供物
  6. 供花
  7. 遺影

葬儀の日程が決定したら、自治体の窓口へ死亡届または死体検案書を提出します。提出するときは、書類を受け取ってから7日以内と決まっています。

ご遺体の火葬には火葬許可証が必要ですので、提出と同時に火葬と埋葬の許可を申請してください。

訃報と葬儀の案内

葬儀の日程が決まったとき、親族や故人様と親しかった方、職場などへ訃報の連絡と葬儀の案内をします。連絡の優先順位は以下の通りです。ただし、近しい家族のみで葬儀を行うときはその旨を伝えてください。

  1. 親族
  2. 友人
  3. 知人
  4. 職場

慌てずに落ち着いて行動する

いつも通りに過ごしている家で誰かが突然倒れて亡くなってしまったとき、誰もが冷静ではいられなくなります。ですが、かかりつけ医や病院がない、または明らかに死亡している場合は警察を呼ぶべきです。このとき、決してご遺体には触れないでください。

警察では、故人様が亡くなった背景に事件性がないかを検視します。事件性がないと判断されれば、ご遺体はご遺族様の元にお帰りになります。かかりつけの医師がいる、または生死の判断が出来ないときは救急車を呼んでください。亡くなっていたときは、医師から死亡診断書を受け取ります。

いずれの場合も、ご遺体を引き取るときに必ず死体検案書(死亡診断書)を受け取ってください。葬儀の日程を決めたり、埋葬、火葬を執り行ったりするためにはこの書類が必要です。

慌てずに落ち着いた行動を心がけ、心身にかかる負担を少しでも減らせるようにしましょう。

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