葬儀会社に初めて連絡するときに伝えることは?依頼できることについても解説
葬儀会社に初めて連絡するときは、故人様と連絡する人の氏名や続柄などを伝えます。なぜなら、葬儀の形式や書類に記入する内容は故人様との関係によって異なるためです。
また、連絡するタイミングは医師によって死亡が確認されたあとです。そのため、故人様が自宅や施設で亡くなったときは、医師による死亡診断を受けてから連絡しましょう。
今回の記事では、葬儀会社に連絡するときに伝えることや依頼できることについて解説しています。
葬儀を執り行うにあたって落ち着いて対応できるよう、記事に目を通しましょう。
葬儀会社に連絡するときに伝えること
葬儀会社に連絡するときに伝えることは、以下の6つです。
- 故人様と連絡する人の氏名
- 故人様との続柄
- 電話番号
- 病院または施設名と所在地
- 安置を希望する場所
- 故人様を迎えに来てもらう時間帯
氏名は、故人様と連絡する人の2つを必ず伝えてください。故人様との続柄を伝えるのは、葬儀の形式が親族と友人とで異なる可能性があるほか、書類上の手続きにて故人様との関係を記入するためです。
病院または施設名と所在地を伝えるのは、遺体を引き取りに来てもらうためです。自宅で亡くなったときは、住所を伝えます。
遺体の安置を希望できる場所は3つあります。
- 自宅
- 斎場の安置室
- お寺や教会などの宗教施設
故人様を迎えにきてもらう時間帯を決めるポイントは、医師による診断を受けたかどうかです。なぜなら、医師によって正式に亡くなっていることを証明してもらう必要があるためです。
故人様が自宅や介護施設などで亡くなった場合は、医師による診断を受けてから葬儀会社に連絡しましょう。
葬儀会社に依頼できること
葬儀会社に依頼できることは、主に以下の5つです。
- 遺体の搬送と安置
- 事務手続きの代行と案内
- お通夜や告別式の諸手続き
- 返礼品の手配
- アフターフォロー
遺体を搬送し、安置するときは保全のためにドライアイスを使用します。葬儀に伴う主な事務手続きは以下の3つです。
- 死亡届の提出
- 火葬許可証の取得
- 各種保険や年金の手続き
事務手続きの詳細は、以下のページが参考になります。
お通夜や告別式の諸手続きでは、葬儀会社と打ち合わせを行います。予算や葬儀の形式などへの希望を伝えましょう。
返礼品においては、予算や人数に応じた品物の手配を依頼できます。
葬儀後の主なアフターフォローは以下の3つです。
- 初七日や四十九日法要の案内
- 仏壇や墓石の紹介
- 遺品整理のサポート
なお、アフターフォローの有無は葬儀会社や契約したプランによって異なるため、葬儀会社に問い合わせてください。
葬儀会社には家族の今後が不安なときも相談できる
葬儀会社には、家族の今後が不安なときも相談できます。そのため、万が一のときに落ち着いて対応しやすくなります。
家族が余命宣告を受けたときや、葬儀の生前予約について知りたいときは以下の記事を参考にしてください。
まとめ:葬儀会社に電話するときはポイントを押さえて冷静に対応しよう
葬儀会社に電話するときは、伝える内容と流れを把握しておくと冷静に対応しやすくなります。自宅や施設で亡くなったときは、医師によって死亡が確認されてから連絡しましょう。
大切な人を亡くしたとき、落ち着いて対応できれば悔いのないお別れができます。
万が一に備えて、必要な情報をまとめておきましょう。