ご葬儀のスタイル
「お葬式」と一言で申しましても、ご葬儀には様々なスタイルがあります。
今回はその中で4つのお葬式と、それぞれのご準備やお香典、参列者、費用面についてご紹介します。
1.一般葬
一般葬の準備について
故人の遺品(手帳や携帯電話)から関わりのあった方へお知らせをし、参列者が式場まで迷わないように看板や駐車場の準備、訃報連絡の作成が必要となります。
一般葬の香典について
一般的には受け取ります。それに伴い、香典返しを用意する必要があります。
一般葬の参列者について
近所の方や会社関係、友人・知人など親族が知らない方々も参列します。故人の知らなかった一面などを知れる機会にもなります。
一般葬の費用について
規模が大きくなるにつれ会場費用などがかかりますが、外部からの供花が増えて見た目も立派になります。
2.家族葬
家族葬の準備について
参列してもらう親族や友人、知人にのみお知らせをします。
家族葬の香典について
一般的には受け取りますが近親者のみなのでお香典を受け取らない遺族も多くいます。
家族葬の参列者について
近親者のみなので参列者はいません。お葬式後に自宅へ弔問される方が多いです。
家族葬の費用について
返礼品や料理などの費用は軽減されますが、お香典がない分、ほぼ遺族の出費となります。
3.一日葬
一日葬の準備について
参列してもらう親族や友人、知人にお知らせをして、一般の参列者がいる場合、看板や駐車場の準備、訃報連絡の作成が必要となります。
一日葬の香典について
一般葬のようにお香典を受け取る方もいますが、辞退を希望するご遺族も多くいます。
一日葬の参列者について
火葬の時間が限られているため一日葬では通夜を省いて、告別式を執り行います。
一日葬の費用について
通夜振舞いなどの参列者へのおもてなし費用がかからない分、費用を抑えることができます。
4.火葬式・直葬
火葬式・直葬の準備について
日本の法律では、死後24 時間は火葬することができないので少なくとも翌日以降の火葬となります。
よって、その間に故人を安置する場所の確保が必要となります。
火葬式・直葬の香典について
一般的に香典は必要ないものとされています。そのため、香典・香典返しの必要はありません。
火葬式・直葬の参列者について
通夜、告別式を執り行わないので一般的な参列者への対応はしなくて済みます。
火葬式・直葬の費用について
通夜、告別式を執り行わないので、祭壇や参列者の接待費用がかからないため、費用を抑えることができます。
5.その他の葬儀スタイル
その他にも、社葬・自宅葬・お別れの会など、規模やご要望に合った葬儀スタイルをご提案させていただきます。
お気軽にお問い合わせください。
それぞれの葬儀の斎場について
天礼社では、一般葬・家族葬・一日葬・直葬のすべてで、奈良市の「天礼社大和会館」と、天理市の「天礼会館」をご利用いただけます。