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葬儀で使う遺影写真はどう選ぶ?選び方のコツと疑問をまるごと解消!

葬儀で使う遺影写真はどう選ぶ?選び方のコツと疑問をまるごと解消!

遺影とは、葬儀のとき祭壇に飾られる故人の写真のことです。近年は終活の一環として元気なうちに遺影を用意する人もいるため、より故人の意向に沿ったお別れができるケースが増えてきました。
今回は、写真の選び方や撮影方法などといった、葬儀の遺影にまつわる疑問についてお答えしていきます。自分で遺影を撮影する人も、故人の遺影を選ぶという人も、参考にしてくださいね。

目次

葬儀以外にも使う!遺影写真の重要性

祭壇に大きく飾られる遺影は、故人の最期を彩る大切な写真です。参列者は遺影を見て故人との思い出に浸るため、選んだ一枚によって葬儀の雰囲気が大きく左右されてしまうと言っても過言ではありません。
さらに遺影に使った写真は、自宅に仏壇を設置する際や法要の際もずっと使い続けるものです。したがって、故人の性格が伝わり要望が満たせる遺影を選ぶことが何より大切なのです。
最近は終活の一環として、自分で遺影を撮影する人も増えており、自分で撮影するとより納得のいく一枚が撮影できるため、遺された人に安心して葬儀の手続きを任せられるようになります。

葬儀に使う遺影写真を選ぶときのコツ

遺影を自分で撮影する際や、故人が亡くなって遺影を用意する際は、どのような点に気をつけて写真を選べばいいのでしょうか。ここからは、葬儀に使う遺影選びのコツについて解説します。

①性格がわかる遺影にする

遺影選びでもっとも大切なのは、故人の性格がわかる一枚を選ぶことです。優しい性格の個人であれば優しく微笑んでいる遺影を。よく笑う故人であれば明るく楽しそうな顔の遺影を選ぶと、参列者が故人との思い出に浸りやすくなります。

勘違いされやすいのですが、遺影に使う写真の表情や姿に決まりはありません。証明写真のように格式張った一枚ではなく、笑った顔でもいいですし、厳しい顔でも問題ないのです。また、趣味に興じている姿の写真を使っても構いません。
あまり堅く考えずに、故人らしさが溢れ出る1枚を選ぶようにしましょう。

②背景や服装は自由

遺影に使う写真に決まりはありませんが、遺影として好ましい写真の条件は存在しています。それは、背景がシンプルなものであることです。
旅行先で撮った写真でうしろに観光客が溢れている際は、ゴチャゴチャしてしまって故人の印象が薄れてしまいます。この場合、葬儀会社や写真館に依頼すれば人物だけ切り抜いて背景を合成できるため、ご希望がある際は早めに相談しておきましょう。
ただし、なかには故人との旅行や趣味の思い出を大切にしたいと、ありのままの背景を採用するケースもあります。遺影には正解がないので、故人本人や遺族の意向に合う一枚を選んで構いません。

また、遺影には服装に関する決まりもありません。スーツや着物などの格式張った服装はもちろん、普段着や趣味のスポーツをする際の服装などでも全く問題ないのです。ぜひ故人の好きだった服装で、楽しい思い出を彷彿させられる一枚を選んでくださいね。

③5年以内の写真を選ぶ

遺影の撮影に正確な時期は決められていませんが、できるだけ最近の写真を使うことが望ましいです。とはいえ、亡くなる直前に病に伏していたというときは、元気だった頃の一枚を使っても構いません。目安として5年以内のものであれば、故人と歩んできた年月を振り返りながら最期のお別れをする手助けをしてくれるでしょう。

葬儀に使う遺影写真Q&A

ここからは、葬儀に使う遺影に関するQ&Aについて見ていきましょう!

Q. 遺影写真に使える素材がないときは?

突然の訃報などで遺影に使える写真がないときは、免許証やマイナンバーカードなどの身分証明証に載せている写真を遺影として使うことができます。また、動画があるときは静止画として切り取り、遺影に使えるケースもあります。
先述したとおり、遺影には撮影時期に決まりがありません。したがって故人とわかるような写真であれば、少し若いころのものを採用しても構いません。

Q. 遺影写真はどこで撮影できる?

自分で遺影を撮りたい際は、写真館でプロに撮ってもらうことをおすすめします。料金プランはさまざまですが、大体1.5~2万円程度でヘアセットや修正も込みで撮ってもらえるでしょう。
もちろん、自分で撮ったものを使っても構いません。なるべく画素数が多くてきれいに映るデジカメやスマホで撮るといいでしょう。

Q. 葬儀で飾る遺影写真はいつまでに用意するべき?

遺影は通夜の段階から必要になるため、故人が亡くなってからできるだけすぐに用意する必要があります。通常、通夜は亡くなった翌日に執り行われるため、亡くなった日もしくは通夜当日の早い段階で提出できるようにしましょう。
加工が必要な際は時間がかかるため、日頃から遺影に使える一枚を用意しておくことが大切です。

葬儀の遺影写真で故人の最後を彩ろう

遺影は、故人との最期の時間を彩ってくれる大切なものです。細かい決まりはありませんので、故人らしさが伝わるいきいきとした一枚を日頃から用意しておくようにしましょう。
天礼社では、遺影の切り抜きや背景消去の加工にも対応しておりますので、写真選びに迷ったときは、お気軽にご相談くださいね。

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