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老衰でのお別れ前にすべきことやケアの仕方についても解説

老衰とは?お別れの前にすべきことやケアの仕方についても解説

老衰とは加齢に伴って身体機能が徐々に衰えていく状態を指します。主な症状として筋力の低下や睡眠時間の増加などが挙げられます。

家族に老衰の症状がみられはじめたときは、延命治療を希望するかどうかの意志を確認しましょう。

今回の記事では、老衰の主な症状やお別れの前にすべきことについて解説しています。合わせて老衰した人のケアの仕方にもふれています。

老衰について知り、残された時間を大切に過ごせるよう記事に目を通しましょう。

目次

老衰とは

老衰とは、加齢に伴って体が衰えることです。
生命維持にかかわる臓器の機能が徐々に低下し、生命活動の維持が困難になります。

老衰は日本における三大死因の1つに挙げられます。

老衰を死因とするときの定義は、高齢者で他に特に記載すべき死因がない、自然死のみです。
そのため、老衰が原因で病気になり死亡した場合は病死と判断されます。

詳細は厚生労働省が公開している以下のPDFをごらんください。

厚生労働省「死亡診断書(死体検案書)マニュアル」

老衰の主な症状

老衰の主な症状は次のとおりです。

  • 筋力低下
  • 食欲不振
  • 睡眠時間の増加

筋力の低下によって歩きにくくなるため、転びやすくなります。また、食べ物を咀嚼したり飲み込んだりしにくくなります。

食欲不振になるのは臓器の働きが低下するためです。

睡眠時間が増加するのは老衰が進行したときです。脳機能が低下し、意識を保ちにくくなります。睡眠時間が増加したときは口から栄養を摂取できなくなるため、延命治療またはターミナルケアを検討します。

老衰によるお別れの前にすべきこと

老衰によるお別れの前にすべきことは、主に次の3つです。

  • 延命治療の意志を確認する
  • 葬儀の希望を把握する
  • 遺言状の準備をする

3点について、本人とコミュニケーションが取れているときに把握しておきましょう。なぜなら、老衰が進行すると睡眠時間が増え、意識を保ちにくくなるためです。

老衰した人のケアの仕方

老衰した人のケアの仕方を3つ紹介しましょう。

  • 手足をマッサージする
  • 感謝の気持ちを伝える
  • 唇を湿らせる

手足をマッサージすると、だるさが軽減します。マッサージの仕方が分からないときは、やさしく触れたりさすったりしましょう。

感謝の気持ちを言葉にして伝えるのは、故人様と過ごす時間を悔いのないものにするためです。
人間の聴力は最期のときまで残っているとされるため、明確な反応がなくても本人には届いています。

そのため、本人の近くではポジティブな言葉を使いましょう。

唇を湿らせるのは、口の渇きを和らげるためです。ガーゼや綿棒に水分を含ませて行います。水のほかに、本人が好きな飲物やアイスクリーム、かき氷などで湿らせることがあります。

まとめ:老衰の症状を把握して心を込めてケアをしよう

老衰とは、加齢に伴って心身の機能が低下することです。

筋肉や臓器の働きが衰えるため、体を動かしにくくなり、食事量が減少します。

家族が老衰し始めたときは、延命措置の意志を確認し、葬儀への希望を把握しましょう。なぜなら、老衰が進行するとコミュニケーションを取りにくくなるためです。

老衰した人と過ごすときは、スキンシップとコミュニケーションを通じて感謝の気持ちを伝えましょう。

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